実はアンサンブルの演奏も聴けるって知ってた? 定期演奏会の幕前・幕間アンサンブル団体紹介!【#阪吹ブログ】
第50回定期演奏会
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こんにちは。今週も阪吹ブログをご覧いただいてありがとうございます。
今回の記事は定期演奏会の開演前と1部終了後に演奏されるアンサンブルの紹介です。
重厚なメインプログラムの合間に、肩肘はらず楽しめるアンサンブルも、阪吹の定期演奏会の魅力です。
今回は各団体に、自分たちのアンサンブルをアピールしてもらいました。
より定期演奏会が楽しみになってもらえたら嬉しいです。それではどうぞ!
サックス4重奏
こんにちは!サックスパート3回生のろんです。普段はバリトンサックスを担当しています。
今回は、サックスパートの幕前アンサンブルで演奏する曲、久石譲作曲の『人生のメリーゴーランド』を紹介したいと思います!
この曲はスタジオジブリの宮崎駿監督による映画『ハウルの動く城』のメインテーマであり、聴いたことがあるという人も多いと思います。
私は曲を聴いただけで、主人公ソフィ―と魔法使いハウルの姿が思い浮かんできます。
ワルツのリズムが印象的なこの曲は、どこか切なげな雰囲気をまといつつ、曲名にもあるメリーゴーランドのようなきらびやかさも感じられます。
サックス4重奏版では、サックスの重厚な音色がより一層曲の魅力を引き立てます。ぜひ4本の音の厚みや個々の音色と役割に耳を傾けてみてください。
次にメンバーと曲中のそれぞれの魅力を紹介したいと思います!私が勝手に考えたので異論は認めます(笑)
S.Sax べり
言わずと知れた我らが副団長です。ブログにも多数出演(?)しています。定演の曲同様、この曲でも多くのメロディを担当しており、べり節を遺憾なく発揮しています。ソプラノの高音の見せ場もあるのでご注目を。
A.Sax キャッツ
途中入団のせいか、同期の3回生にも未だ敬語が抜けません(笑)(ため口でいいんだよ…)キャッツの物腰の柔らかさは、冒頭のゆったりと歌うアルトのメロディに特に表れています。ぜひ聴き惚れてください。
T.Sax ろん
本業はバリサクですが、このアンサンブルで高校生ぶりにテナーを担当します。バリサクからテナーに持ち替えたときの首への負担の少なさに日々感動しています。テナー特有の色気のある音色をお届けできるように精進します。
B.Sax まぐ
メンバー唯一の1回生。コミュ力おばけ。3回生まみれのアンサンブルへの参加のお願いも快諾してくれました。まぐちゃんのバリサクの安定感、包容力はすごいです。この曲のワルツのリズムはバリサクが要です。
というわけで、この4人のメンバーでお届けするアンサンブル、聴きたくなってきましたよね?そう思ってくださった方は、ぜひ16時45分までに席に座ってお待ちください!もう一度言います。16時45分です!!
「開演に間に合えばいいや」なんて思わず、時間に余裕をもって入場していただき、開演までのお時間、私たちのアンサンブルを聴いて、本演奏への期待を高ぶらせてください!
ユーフォニアム3重奏
こんにちは。ユーフォニアムパートのてんぐです。
今度の定期演奏会の幕前に、ユーフォパートの3回生の3人でユーフォニアム3重奏をお届けします。
演奏曲はアニメ『エルフェンリート』のオープニングテーマ『Lilium』(作詞・作曲: MOKA☆(小西香葉&近藤由紀夫)です。
「何でこの曲なんだろう」
と思われるかもしれないですが、こういう経緯です。
ぼくがYouTubeをなんとなく見ていたときにこちらの動画がたまたまおすすめに出てきました。聞いてみたらとてもきれいな曲ですぐ好きになり、「ユーフォアンサンブルでやってみたい!」と思い立って他の2人に相談して実現しました。
あんず、こがね、突然の思いつきに乗ってくれてありがとう。
ここからちょっとアニメの紹介になりますが、、、
アニメのオープニングは、グスタフ・クリムトの絵画を彷彿とさせるOP映像とともに本曲『Lilium』が流れ、幻想的な映像とと寂しげで美しい音楽の組み合わせに目が釘付けにされること間違いなしです。
さらに、第1話冒頭には主人公の少女「ルーシー」による凄惨な殺戮シーンがあり、それまでの神秘的なオープニングとの強烈なコントラストは否が応でも脳裏に焼き付きます。
視聴したときは冒頭のあまりに急な展開に驚きました。
スプラッタな描写が目につくかもしれませんが、人類を滅ぼすために生を受けた主人公「ルーシー」の悲痛な過去と運命、助け合う主人公たちの優しさが物語の本題だと思います。どんな作品か気になった方は観てみて下さい。
作曲者の方は自身のブログで
「哀しい運命に抗わず祈りを捧げ続けるような聖なる歌」
を創りたかったと述べられています。(作曲者様のHPはこちら(http://moka-song.com/))
定期演奏会の演奏では、その絶望の中の祈りを、むしろ、ユーフォニアムのやわらかく温かい音色で表現できればいいなと思います。
演奏会当日は開演までの時間に余裕をもってお越しいただいて、ぜひ私たちの演奏に耳を傾けて下さいね!
フルート4重奏
皆さんお久しぶりです!副団長をしております、フルートのシャネルです!(前回は4月に登場しました🌸)
今回は1部と2部の幕間で披露するアンサンブルの紹介をします。
曲は、『組曲「あめ」より いそぎあめ かざりあめ わたりあめ』 です。
作曲者コメントにあるように、この曲は日本の季節ごとに様々な違いを見せる雨の様子を子供の視点で描いた曲です。
楽章ごとに印象が全く異なるので、私たちも日々悩みながら各楽章のカラーが出せるように練習しています。雨をテーマにした曲ってすごくおしゃれだなあと思っています。スピード感がある感じも可愛らしさもしっとりした感じも出せるフルートならではの味わいをお楽しみいただければ嬉しいです!
ここでメンバー紹介に移ります!
ココ
フレーズの取り方が上手くて、リズム感の鬼。リズム感はリズムゲームで培っているらしいです。そして駅に2回フルートを忘れたことがある強者でもあります。2回とも無事で帰ってきて良かったね。ここが日本で良かったね。
シャネル
響きのある音色と高音が自慢。誰よりも早く団員のあだ名と顔を一致させることに全身全霊をかけている。今年は1回生の人数が例年より多かったのですがなんとか覚えきりました。
ポール
連符を任せたら彼女の右に出る人はいません。筆者のシャネルとは夜な夜な好きなジャルジャルのネタのリンクを無言で送りつけあっています。お気に入りのネタは『めっちゃ練習する奴』です。
ローダー
しっとりした曲を吹かせたら天下一品。歌って吹くのがとても上手です。世界で最も嫌いなものは虫。虫が目の前に現れたら豊中キャンパスが吹っ飛ぶくらいの声量で叫びます。虫に驚くローダーの声に驚くのは阪吹あるあるです。
今回のアンサンブルは、この4人で仲良く1stの楽譜を分け合って演奏します!(全員が1stを吹きたい目立ちたがりなため)
私はフルートパートの同期が大好きでたまらないのですが、その理由の1つに、フルートへの情熱がすごいことがあります。沢山の曲に乗りたい!難しい曲吹きたい!という感じで、ただ吹かされているのではなく、「自分が吹くぞ」という意思が強いように思います。なのでアンサンブルも吹いていて本当に楽しいです。
そして、この上記の演奏メンバーに加えて、忘れてはいけないメンバーがいます。
ジルです!
ジルは留学に1か月程前から行っているので、サマコンが一緒に舞台に乗る最後の演奏会でした。
5人で3年間一緒に大笑いして、時には悩んで過ごして来ました。
「支え合うってこういうことを言うんだなぁ」と3年間を振り返ってみて改めて感じます。引退の演奏会に5人で乗れないことはとても寂しいですが、心はずっと1つだと思って本番の演奏を楽しみたいと思います!
ちなみに私は交響的序曲以外の5曲に乗っております!本番死ぬ気で頑張りたいと思います。
オデッセイでは長めのソロもするので、緊張しいの私を応援してください(笑)
それではクリスマス、アルカイックホールでお待ちしております!!
おわりに
どの団体もより良い演奏を目指して、全体の練習が終わった後などに練習に励んでいます。
当日は、アンサンブル演奏にもぜひご注目ください!