イタリアの大いなる大地、歴史、戦士の熱き誇りが詰まった曲 【サマコン曲紹介-モンタニャールの詩編】
こんにちは!はじめまして!
大阪大学吹奏楽団パーカッションパート2回生のまっつーです。
シンバルが好きで練習日じゃない日にボイラーに行って2時間磨いて帰ったことがあるぐらいです。
今回のサマーコンサートメイン曲で私が推薦したモンタニャールの詩について紹介します。
なぜこの曲を推薦したのか
紹介の前にちょっとだけ小話。
僕は高校から吹奏楽を始めました。(それまではサッカーをしていました)
その高1の初めてのコンクールでまさかのメンバー入り出来たんです。
ウィンドマシーンだけで。
聞いたことがありますか?ウィンドマシーンだけでコンクールのメンバー入りした人の話。
人が足りなかった訳でもなくウィンドマシーンだけかなり気に入られていました(笑)
そして九州大会まで出場でき、大きな経験をしました。
自分でもすごいとは思ったのですが楽しくなかったんですよね。
自分もこんなかっこいい曲をこの経験を活かして演奏したい。
太鼓系でもっと深くかかわってたくさん頑張って楽しみたい(目立ちたい)!
と思い推薦しました。 小話が小話じゃなくなってきたのでメインの話に戻りますね(汗)
曲の誕生
この曲はイタリア北部アオスタのとある吹奏楽団に1996年にベルギー出身の作曲家、ヤン・ヴァン・デル・ローストが委嘱作品として作曲しました。
アオスタとはどんな街なのか写真を見てもらいましょう。
このようにアルプス山脈を望むことができる美しい町で、観光名所にもなっています。
アオスタのこと調べている間に行きたくなってきました。
この曲はこのアオスタの大地や中世の歴史をもとにして作られたそうです。 ちなみにモンタニャールとはフランス語で「山」を表すそうなのでモンタニャールの詩は単に「山の詩」という意味になります。
曲中の場面について
モンタニャールの詩はとても背景を想像しやすい曲で、それぞれで場面背景があります。
ウィンドマシーンを始めとしたアルプスの情景。
戦士たちの勇ましい軍隊の行進。
中世ヨーロッパの民族の踊りを思わせるリコーダーのメロディー。
当時この地域を治めていたとされるカトリーヌ・ド・シャランへの愛の音楽。
山を駆け登るようなフィナーレ。
どれも熱く圧倒的な場面で見どころしかありませんね!
(カトリーヌ・ド・シャランの説明は探してもモンタニャール関連でしかヒットしないので説明は省きます。)(小話の方が長くない?)
見どころ聴きどころ
個人的に好きなパート、楽器を紹介します!
まず打楽器からティンパニ!
ソロから雰囲気作りまで支配しているこの曲のティンパニはどの曲にも負けない力強さがあります!
次にリコーダー!
先ほども紹介しましたね。リコーダーだけで奏でられるメロディーはつい聞き入ってしまいます…!
最後にフィナーレのメロディーを飾るホルン!
ここのホルンの厚みがある音色が大好きでこの曲のラストを飾るのにピッタリだと思います!
ほんとにどの場面のどの楽器も聞いてほしいんです!
でも!曲紹介なので!ピックアップしました!
でも!全部聞いてください!
スパークだけで胃もたれせず!こちらも!
聞いてくださるんですか!ありがとうございます! すいません熱くなってしまいました。
オススメ音源
フル聴きたいときはこちら!
大阪市音楽団さんの音源です。
一番の聴きどころは12分半ぐらいのユーフォソロです! 凄く綺麗なソロなのでぜひ聞いてほしいです。
フルで17分も聴いてられない!忙しい!という方にはこちら。
東海大高輪台高校さんのコンクール全国大会の音源です。
高校生の時もこれを聴いてモンタニャールの研究していました。
同じ高校生とは思えないほどの迫力ある演奏なのでこちらもぜひお聴きください!
コンクールカットになっているため7分で、聴きやすいと思います。
最後に
こんな状況でも新入生がたくさん入団してくれてほんとに嬉しいです!ありがとう!
今年もコロナの影響で開催が危ぶまれているサマコン。
でも阪吹の熱い心はまだまだ燃えています!
団員それぞれ不安、心配ありますがサマコンを無事に開催し良い演奏がしたい気持ちは皆一緒です!
このブログを見た!とサマコンで言ってくださった方にはもれなく僕の嬉し涙が見られます!
6/13あましんアルカイックホールで皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
編集後記
阪吹ブログでは、大阪大学吹奏楽団ではサマーコンサートに向け、団員の活動やサマーコンサートの内容をお伝えしています。
今後の記事の内容や運営方法のもっと良くしていくため、みなさんの意見を参考にさせていただきたいです。
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どうぞよろしくお願いいたします。