『宇宙の音楽』冒頭のホルンソロを吹く人が、心境をさらけだしちゃいます。【阪吹ブログ】
こんにちは!
ホルンパート3回生のキキです。ブログを書いてみたいけど言い出せない読者という立場だったので、オファーがきてとても嬉しいです。
今回の記事は私の心境の吐露に近いので、今までの阪吹ブログより重いな…と思われるかもしれませんがご容赦ください。笑
そして、これを読んで「応援してあげる!」と思われたそこのあなた!
わたしと喋れる方はぜひ声をかけてくれると嬉しいです。
『宇宙の音楽』ホルンソロ担当の心境とは?
―じつは半年前からドキドキしていた
「宇宙の音楽を吹く」ということがサマコン曲目決定の時以来、ずっと頭から離れませんでした。
宇宙の音楽は吹奏楽界の有名曲、精華、駒澤、龍谷、市音!
栄光の架け橋、天体観測、3月9日、誰でも知っている歌・・・というイメージです(よね?大阪市音初演年と同じ年代の有名な曲調べました)
そして何よりも、冒頭のどソロ。
ホルン吹きとして、ソロを担当することを含め宇宙の音楽という曲には憧れていましたし、いつかやってみたいな~と軽く考えていました。
それが本当にやることになるなんて・・・。
サマコンの曲が発表されたとき、「宇宙の音楽」の文字を見てものすごくドキドキしました。
自分が最高学年のときに宇宙の音楽をやる、ソロを吹ける可能性が高い。
阪吹は12月の定演前に6月のサマコンでやる曲がすでに決定されていくのですが、定演前にもかかわらず定演の曲よりも宇宙の音楽ばかり聴いていました。(各所すみません)
―キキのひそかな決意
パート割を決定する頃、「ソロ誰が吹く?」とパートや同期に聞いたりして、わたしがやるかはわからないケドという余白を出してはいましたが、頭の中では「わたしがやってやる」と思っていました。
けれど宇宙の音楽のホルンソロという重圧から、「わたしがソロ吹きます!」とはっきり公言できないままゆるゆると自分が担当することにさせていきました。
―「音を聞かれている!」じっと観察されているような感覚。
ホルンが絡むと、わたしはほんとうに緊張しいなんです。笑
「音を聞かれている!」と思うだけで、思うように吹けなくなります。それが実力かもしれないですが、本番だけではなく阪吹での個人練習中も、ましてや外で吹いているときに聞こえているであろう近隣のマンションの方々にも、こちらをじっと観察されているような感覚になります。
はじめて合奏でソロを吹いたときは、頭に血が上って倒れるんじゃないかと思うぐらい緊張しました。だからよく覚えていません。
ホルンソロ長いんですよね…。
心臓の動悸が音に伝わってすごい震えていた気がします。
―今回こそはもう泣かない
実は高校生の時も最後の定期演奏会でソロを吹きました。なぜか大曲のソロを吹く運命にあるみたいです。
曲はバーンズの交響曲第三番、3楽章のうっとりするようなホルンソロです。
泣きながら練習していました。笑
ソロを任せてもらっているのに、うまく吹けない申し訳なさでメンバーの前やホルンの先生の前で大量に泣いて、ものすごく励ましてもらいました。
だから今回の宇宙の音楽のソロは、「もう泣かないで頑張る!」と思っています。(実は1回だけ泣いちゃった)
最近は阪吹の活動ができていないので、ひとりで河川敷でちょいちょい吹いています。近くのマンションの方々にいつもソロを審査されている気持ちです。
―みなさんにお願いがあります
ブログ投稿の機会を利用して、お願いがあります。
応援してください。
わたしは励まされるとそれだけで泣いてしまうのですが(矛盾している)すごく心強いです。
臆病なので、ソロを聞いているみんなが、「あの人がソロやるんだ…」とか、「やめときなよ」と思っているんじゃないかと思っています。
もし「そんなことないよ」という方がいたら教えてほしいです。みんな応援してくれているのかな?
ソロを練習していて思いますが、ソロを吹く人たちはすごいですね…。どんな心持ちなんでしょうか。同じく緊張しいの人がいたらそれも教えてください。
―「わたしはわたしのソロを吹きたい」
ほんとうにこんな記事を出していいのでしょうか…。
ソロについて書くと前向きな記事にはならないとわかっていたのですが、避けずにはいられませんでした。
結果、弱さと承認欲求をこれでもかと見せてしまいましたね。
「ソロお楽しみに!」とだけ言うかっこいい奏者にはなれませんでした!でもそれでいいです。
わたしはわたしのソロを吹きたいと思います。
精華でも市音でもない、わたしなりの、ビッグバンが起こる前のメロディーを表現したいです。
悩みながらも、前には進みます。
頑張ります。怖いよー!
応援してくださいね。ありがとうございました。
ホルンパートについて
ところで、ホルンパートには新しく6人もの1回生が入ってくれました!6人もいるのにみんな出身地方がバラバラでおもしろいです。
この前、他のパートにホルンパート紹介をつくってもらったのですが、それが「ゆるふわ!妖精たちとオムライス」でした。わたしはこの紹介絶妙で大好きです。
オムライスというあだ名がついた彼と、そのほかゆるふわな女の子たちのパートです。
大好きなみんなです。
サマコンで活躍するホルンパートをどうか見届けに来てください!
編集後記
阪吹ブログは、毎週日曜日と木曜日に更新中です。「サマーコンサートに向けて頑張る団員の思い」や「サマーコンサートの魅力」をお伝えしています。
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