青春は眩しく美しく、そして切ない。【サマコン曲紹介―青春の輝き編】
阪吹ブログのサマコン曲紹介記事、お楽しみ頂けているでしょうか? 本日は『青春の輝き』についてご紹介したいと思います。
カーペンターズについて
カーペンターズは1970年代を中心に活躍したアメリカのポップ・デュオです。
兄リチャード・カーペンターと妹カレン・カーペンターによる兄妹グループで、ポップスの王道を行くような楽曲とカレンの伸びやかなヴォーカルが特徴です。
1983年にカレンの死によってその活動を終えてしまいましたが、彼らの音楽は今も尚世界中で愛されています。 代表曲には『遥かなる影(原題:Close to you)』、『イエスタデイ・ワンス・モア(Yesterday once more)』、『トップ・オブ・ザ・ワールド(Top of the World)』などがあります。誰しも一度は聴いたことがあるような曲ばかり。どれもゆったりと優しい気分にしてくれます。
曲の概要
この記事の本題である『青春の輝き』は、そんなカーペンターズが1976年に発表したシングルです。リチャード・カーペンター、ジョン・ベティス、アルバート・ハモンドによる作詞・作曲で作成されました。
カレンが最も好んだ曲だったとも言われています。
日本では、1995年にTBSのドラマ『未成年』のエンディングテーマとして起用されたことで一躍有名になり、人気を博しました。
歌の世界観
『青春の輝き』の原題は“I Know I Need To Be In Love”。直訳すると、「恋をしなきゃいけないと分かってるわ」という感じです。
この曲はどんな情景を歌った曲なのでしょうか?
吹奏楽版では歌詞と共に曲を味わうことはできませんが、折角なのでここでご紹介したいと思います。
ここで歌詞を訳して紹介したい気持ちは山々なのですが、著作権などが厳しいので日本語訳を付けてくれている動画を引用します。
過去の恋は上手く行かず、そして今も完璧な理想の恋愛を追い求めてしまう。そんな夢物語は人生で起きるはずがないと諦めようとするけれど、諦めきれずにまた背伸びをしてしまう・・・という女性の心情を描いています。
題名のキラキラ感に対して、不安定な心を描いた切ない歌詞は意外ではないでしょうか?
「青春の輝き」そのものを歌うのではなく、それを求めてしまう気持ちを歌っているのですね。
この歌詞に『青春の輝き』という邦訳を付けた方のセンスが凄すぎます!!
オススメ音源
Carpenters “I Need To Be In Love” 『青春の輝き』 – 航空自衛隊音楽隊
さすが自衛隊音楽隊。
I Need To Be In Love (青春の輝き) / CARPENTERS
英語歌詞を掲載してくれている動画です。
比較的簡単な単語が使われており、発音もかなり聴きやすい曲なのでぜひ英語だけ聴いて味わってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
カーペンターズの『青春の輝き』の概要と世界観についてご紹介しました。
純粋にメロディを味わうも良し、歌詞の意味を思い出しながら聴くも良し、自分の青春時代に思いをはせるも良し・・・
サマコンで阪吹の奏でる『青春の輝き』を楽しんで頂けたら嬉しいです!
編集後記
いつも阪吹ブログをお読み頂き、ありがとうございます。
阪吹ブログでは、7月11日のサマーコンサートへ向けた団員の思いや、サマーコンサートを聴きに来たくなるような魅力をお伝えしています。
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