プロフェッショナルな雰囲気💭なクラリネット吹きが語ってくれた、クラリネットのいろんなこと【#阪吹ブログ】

こんにちは。クラリネット3回生イブ蔵です。楽譜係長やらせてもらってます。今日は楽譜係の事についてお話をしようと思ってるんですけど、あれ、興味ない?

そうですか、、、じゃあ今日はクラリネットの話をしましょう。僕パートリーダーじゃないけど。

まとまりのない文章ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

クラリネット?なにそれ食べられるの?

まずはクラリネットってなんぞやってとこから話していきましょう。

クラリネットには1番スタンダードなソプラノクラリネット(クラリネットって単に言う場合はこれです)、高い音も出せちゃうE♭クラリネット、そして中声のアルトクラリネット、低音のバスクラリネットコントラバスクラリネットがあります。

吹奏楽ではソプラノクラリネットはB♭クラなことがほとんどです。ちなみにオケでよく見るAクラもこの分類に含まれます。

さらにちなみに、コントラバスクラリネットにはコントラアルトクラリネットという兄弟がいて、アルトクラリネットにはバセットホルンという親戚がいます。ホントに種類多いですね。

楽器が多いから歴史が深いのかと思いきや案外そうでもなく、クラリネットは1700年代になってから作られ始めたみたいです。

ちなみに、バスクラリネットはアドルフ・サックスによって初めて作られてます。名前からなんとなく察してるんじゃないかと思いますが、サックス氏はサックスを作った人です。

イブ蔵おすすめ!クラリネットの名曲

クラリネットの名曲は沢山ありますが、特にクラシックの名曲はその作曲家の晩年に作られていることが結構多い印象です。人生の深みがクラリネットの深い音色に上手くハマるんだと思います。

特にブラームスの作品(ソナタ、5重奏)はめちゃくちゃいいです。あとはドビュッシーの狂詩曲も良い。クラリネットって音色で全然表情が違うんですが、その差が上手く活きている曲が名曲になるんだと思います。知らんけど。

↑ブラームス

↑ドビュッシー

クラリネットの大変なところ…果てしない連符の嵐

そんなクラリネットくんですが、弦楽器がない吹奏楽では連符担当の楽器に化けてしまっています。指が動かしやすい部類の楽器ではあるのですが、正直この仕打ちは僕にとってだいぶキツいです。指動かしすぎて腱鞘炎になったことあります(ガチ)。連符はパートで揃えるのも大変だし、そもそも吹くのも大変だし、めちゃくちゃやりたくないけど、義務だと思ってなんとか頑張ってます。揃った時はそこそこ嬉しいですしね。

弁明のために言いますが、もちろん連符しかない訳じゃないです。クラリネットの音色の良さを活かした綺麗な旋律を吹かせてもらえることもあります。そういうのを吹いている時が僕は1番うれしいです。

楽器を始めたきっかけ、永遠の課題

ネタが尽きてきたので、自分語りをしつつ流れでこのブログを締めようと思います。

僕がクラリネットと出会ったのは10年くらい前、あれは小学校のクラブ活動でした。当時はクラリネットよりもマリオの方が興味あったので楽器なんて始めたくなかったのですが、親に「お前は音楽始めないと人間のクズになる」と言われイヤイヤ始めました。

色々あってバスクラやアルトクラを吹かせてもらう機会があったり、時にはサックスに浮気したこともありましたが、気が付いたら10年です。ヤバいな。

10年も吹いてはいるのですが、正直未だにクラリネットと上手く付き合えてる気がしません。上手い人はよく、楽器は体の一部だとか音は歌声だとか言いますが、その感覚を咀嚼し切れてません。というか意味が分かりません。楽器は楽器だろ!

多分この辺は永遠の課題なんだと思います。連符は苦手だし、高音も満足に鳴らせないし、口の体力はつかないし、冷静に見てホントに奏者としてまだまだ未熟です。

練習はイヤだけど、その辺の苦手を潰す事に命捧げてサマコンまでに少しはマシになるように頑張ります。今この記事で宣言することで僕は逃げ場が無くなりました。あーあ。

ただ、それで自分の強みが蔑ろになっちゃダメですね。誰かが言ってたんですが、苦手を強みに変える練習じゃなく、苦手は標準のレベルにして強みをさらに鍛えていくことが重要ですから。この強みは自分がそう思っていたらなんでもいいんじゃないかと思ってます。僕の強みですか?それはナイショです。