Ferde Grofé – ファーディ・グローフェ
グランド・キャニオン組曲 |
●原題:Grand Canyon Suite
●編曲:-
●グレード: 5
●演奏時間:- ●第16回サマーコンサート
この作品は、今世紀の初めから中頃にかけて活躍したアメリカの作曲家ファーディ・グローフェ(1892~1972)が、アリゾナ州北西部に位置する広大な峡谷“グランド・キャニオン”を前にした感動を音に表した作品で、1931年に発表されたものである。 作者は、青・赤・灰色・黄色そして緑とさまざまに変化する色彩に肝をつぶし、戸津算、不思議な霊感に取り憑かれたようになり、作者の中にある音楽的なアイデアが沸き起こったと述べている。
~日の出~ 夜明け前のグランド・キャニオンの描写に始まり、そうs例で感動的な日の出までが描かれている。 ~山道を行く~ ロバの背中に揺られて山道を進む旅人の様子が描かれる。足音の巧みな描写の裏から、のどかなカウボーイ・ソング風のメロディーが響いてくる。中間部で聴かれるチェレスタの響きは、山小屋から流れてくるオルゴールである。 (第16回サマーコンサート) |