いよいよ今週の日曜開催!阪吹のサマーコンサートまでの道のりを振り返る。【阪吹ブログ】

こんにちは、Web担当のてんぐです。

いよいよ今週の日曜日に開催されるサマーコンサートですが、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

今回の記事では、サマーコンサート開催までの道のりを振り返り、本番行われる演奏の背景にある団員の思いの一端をお伝えできればと思います。

ちなみに、ご来場の予約受付の締め切りは本日中となっておりますので、まだの方は是非この機会のご予約をお願いいたします。

2月 オフ明け。

2月16日。定演が中止になった後、久しぶりに顔を合わせて活動再開。

しばらくぶりの再会に、心なしか、みんなテンションが上がっていたような気がします。

活動場所の大掃除もして気分も新たに、サマーコンサート曲の練習が始まりました。

一方で当時の状況や各大学の規定により、六大合宿は中止が決まっており参加者からは無念の声が。

しかし、阪吹が活動再開して練習を始められたことはありがたいことでした。4月の活動休止中の記事では副団長のシャネルが「春休み期間に全員で活動できていたこと」の感謝を述べてくれています。

ちなみに2月末にはWebサイトも装いを新たにして、この阪吹ブログを始める準備が整いました。

3月 活動本格化、早くもハードな練習に!?

3月に入り、新入団員歓迎の準備が始まりました。宣伝係を中心に阪吹の紹介を頑張ってくれていました。合奏見学会が開催され多くの方が阪吹に興味をもってくれており、当時の2,3回生はテンションが上がりましたね。オンライン新歓も企画され、多くの新入生が参加してくれました。

合奏練習も本格化。週3回の練習に加えて、中止になった春合宿分の練習を取り戻すべく5日間の連続練習が組まれるなど、サマーコンサートに向けて勢いよくスタートダッシュしました。新曲の合奏はなかなか上手くいかないこともありましたが、回を重ねるごとにどんどん良くなって行き、本番の演奏が楽しみになりました。

外部のホールを借りての個人練習にも多くの団員が集まり、個人的には意気込みを感じていました。

3月7日からは、それまでの阪吹のブログ「銀杏橋」を本Webサイト内に移設して、「阪吹ブログ」として再始動しました。指揮者や団長などの幹部だけでなく、様々な立場の団員の声をお届けできるメディアを目指しました。(阪吹ブログの記事一覧はこちら)

4月  新入団員を迎えるはずが…

昨年の経験を活かして何か問題が起こったときに速やかに対応できるよう、サマーコンサートの開催ガイドラインを作成。

授業も始まり、月末には新入生を迎え、気持ちを新たに感染対策をしながら練習を頑張って行こうとしていた矢先のこと。

4月25日から5月11日の期間で4都府県に緊急事態宣言が発令されました。

4月15日から5月9日まで大学全体で課外活動が停止され、これに伴い阪吹も無念の活動休止となりました。

阪吹ブログでは、活動休止に際して応援メッセージを募集し、たくさんの方からエールをいただけました。月末には、阪吹の活動がない中、団員が何をしているのか尋ねた企画記事を投稿しました。

4月24日に予定されていた入団日も対面開催を諦め、オンライン開催へ移行。

新入団員が例年よりかなりたくさん入ってくれて嬉しかったです。しかし一方で、当時の新入団員のみなさんにはしばらく活動できないことで心配もかけたと思います。多くの人が「早く一緒に練習したいな」という想いだったのではないでしょうか。

アクセル全開で走っているときに急ブレーキをかけられる。そんなことが去年から幾度も繰り返されてきました。

ちょうど部室で練習していたときこの連絡を聞きましたが、目に見えて落胆している団員もかなり多かったです。

5月 活動のない日々。

5月初旬、月末まで緊急事態宣言の延長が決定し、それにともなって阪吹の活動休止期間も延長されました。

同時に阪吹では、サマーコンサートの延期に関して幹部を中心に議論が進み、5月中旬にはサマコンの延期が決定しました。

延期を望む声が多かったとはいえ様々な意見があったり社会情勢が見通せない状況があったりする中、幹部は難しい判断を迫られたと思いますが、延期した結果、サマーコンサートが開催することができて良かったです。幹部には感謝しています。

とはいえ、当時はまだ活動休止中で、本当に開催できるのかわからない不安がつきまとっていました。

阪吹ブログでは、サマーコンサートで演奏する曲の魅力をお伝えすべく、紹介記事を投稿し始めました。(曲紹介記事の一覧はこちら)

6月 緊急事態宣言再延長、そしてようやく練習再開。

5月末には、緊急事態宣言を6月20日まで期限を延長することが発表され団員からは「またか…」の声。

長いこと家に押し込められ、精神的につらくなってしまった様子の団員も見受けられました。

6月22日、やっと大学の課外活動レベルが引き下げられ、通常の練習が再開しました。この時点でサマーコンサートまであと3週間を切っていました。

まだ1度も楽器に触れられていない新入団員からはもちろん、長いブランクを持った2,3回生からも開催への不安の声が上がりました。

しかし、できることをやるしかない。阪吹ブログで純粋に音楽を楽しむ気持ちの大事さを語ってくれた方々の言葉は参考になりました。

7月 サマコン開催まであと少し

活動再開してから7月に入って今まで、通常よりも練習を多くして演奏会の準備に励んできました。

ただどうしても、練習時間や合奏の回数は十分とは言えません。演奏のクオリティを心配する声も多く聞こえてきます。

しかしようやく、久しぶりの演奏会開催までこぎ着けたのですから、今回のサマコンにかける意気込みもその分強いのではないでしょうか。

団員においては、当日お客さんの前で演奏できる喜びを精一杯味わい、お客様においては限られた準備期間で頑張ってきた団員の思いや努力を感じ取っていただければ幸いです。

阪吹ブログでは、団員のサマーコンサートへの想いや曲の魅力などをお伝えしてきました。今一度、過去の記事を振り返っていただければ、今回のサマコンの背景にある団員の気持ちや頑張りを知ることができます。

開催するからには、阪吹ブログでそれぞれの想いを綴ってくれた団員たちはもちろんのこと、全員が「演奏会ができてよかった」と思って終演できることを願います。

みなさま、ぜひ会場に足をお運び下さい。

阪吹ブログについて

阪吹は4日後、サマーコンサートを迎えます。

阪吹ブログでは団員のサマーコンサートへの想いや曲の魅力などをお伝えしてきました。

そもそも阪吹ブログは私がほとんど勝手に始めた活動で、開始当初は上手くいくかどうか、ちゃんと続けられるのか、不安でいっぱいでした。

正直、原稿作成のお願いの連絡をする度に心臓がバックバックでした。これはずっと慣れなかったです笑。しかし、心優しい団員のみなさんは快く協力してくれました。

記事を読んでくれた皆様にも感謝しています。記事への暖かい感想や阪吹への応援メッセージは励みになりました。Webサイトリニューアルから数えた総閲覧数は約25000回に達し、多くの方がブログを通じてサイトを訪れてくれたと思います。

サイトそのものの制作から始まり、記事の作成、サムネイル画像の作成など、やることがたくさんで大変なこともありましたが、団員と読者の皆さんおかげでなんとか今日まで続けることができました。この場を借りてお礼を言わせて下さい。ありがとうございます。

阪吹ブログが団員とお客さんをつなぐメディアになれたことを祈ります。

次回、サマコン終了後、阪吹ブログ最終回の記事を投稿いたしますので、ぜひご覧下さい。

よろしければ読者アンケートへのご協力も是非お願いいたします。